INTERVIEW

地域おこし協力隊令和5年12月
着任

笠原 優子さん

2024.2/1

PROFILE

福井県福井市出身笠原 優子さん

根室地域おこし協力隊でのミッションはまちの広告代理店。
趣味は映画鑑賞と旅行。

  1. TALK

    地域おこし協力隊に応募した
    きっかけを教えてください。

    京都芸術短期大学を卒業後、デザイン業界で商品パッケージ、ウェブサイトなど広告・販促関係の仕事をしていたのですが、2022年に乳がんになり、自分の人生をもう一度見直してみようと考えました。住み慣れた地で仕事をしていましたが、地域の魅力をデザインすることにチャレンジしてみたいと思ったのです。それには地域おこし協力隊の制度を活用してトライしようと応募しました。

  2. 福井のご当地グルメ「ボルガライス」

    TALK

    根室を選んだ理由はなんですか?

    地域おこし協力隊に応募する前、根室を訪れました。私の出身である福井市も冬は雪が降り、海産物も豊富、そしてご当地グルメ「エスカロップ」が福井のご当地グルメ「ボルガライス」に似ているなど親近感を覚えました。初めての地という感覚がなかったんです。ここでなら新たな出発地としてやれるんじゃないかと思い、根室に決めました。

    PHOTO : 福井のご当地グルメ「ボルガライス」

  3. 地域おこし協力隊考案のイベント・チラシ

    TALK

    根室ではどんなことをしていますか?

    「まちの広告代理店」をかかげています。根室には食、自然、様々なイベント、歴史などアピールする素材がたくさんあります。地域の魅力を伝えるため、交流イベントの開催、特産品などの商品開発、各種広告や販促物、商品パッケージなどのブランディングとデザイン制作、PR活動をワンストップで発信し、取り組んでいきます。自分のこれまでの経験を活かし、根室市を元気にしていきたいと思っています。

    PHOTO : 地域おこし協力隊考案のイベント・チラシ

  4. 温根沼大橋と夕焼け

    TALK

    根室の魅力を教えてください。

    雄大な自然風景、新鮮な魚介類、特に花咲がには初めて食べました。福井は越前がにが主ですが、花咲がにの甲羅のトゲトゲがすごくてびっくりしましたけど、味は抜群で美味!!そして何より都会では感じられない美しい朝日と夕陽はスゴイ!の一言です。黄昏時の温根沼大橋から見る夕陽はお気に入りのスポットです。今まで見たことのないようなオレンジ色、皆さんにもぜひ見ていただきたいですね。

    PHOTO : 温根沼大橋と夕焼け

MESSAGE

地域おこし協力隊としての
活動を考えている人へ

何かをやってみたいと思ってもなかなか踏み出せない人たちにとっては、地域おこし協力隊の制度を活用してほしいですね。地域の人たちとの交流も生まれ、出会った人たちにより自分自身の成長につながっていくと思います。自分の中で協力隊という選択をした意義を明確にし、活動期間を有効に使って定住するための土台作りに活かしてほしいです。

笠原 優子さん